【映画評】ハムナプトラ2/黄金のピラミッド (2001)
帰って来た冒険大活劇の王道!
リック・オコーネル(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(レイチェル・ワイズ)が復活する邪悪なミイラ・イムホテップ(アーノルド・ヴォスルー)を倒し、8年が過ぎた1933年。そのときに手に入れた黄金のお陰で豪邸に住むようになった二人は、やんちゃ盛りのひとり息子・アレックス(フレディ・ボース)に手を焼きながらも、幸せな生活を送っていた。
そんなある日、エヴリンが見た夢をきっかけに、新たな冒険の扉は運命に導かれるようにして開かれるのだった…。
前作の『ハムナプトラ~失われた砂漠の都』同様、問答無用の痛快娯楽大作。何も考えずに楽しめます。というより、細かいことは気にせずに、頭を空っぽにして楽しまなければいけない。
嫌味ではなく、こういう能天気な作品に大金を投じて大作として製作できるハリウッド映画界が羨ましい。
前作の映画評で、イムホテップの恋物語があまりに陳腐な扱いだと苦言を書いたが、今回はその辺のフォローもしっかりしてある。
それどころか、続編でありながら完全な新作の趣をもった内容になっていてちょっと驚いた。前作を踏まえた上で今回の作品を観ると、かなり意外な展開をする。早々にマンネリ化を避けようとする姿勢はいいと思うが、この展開はシリーズ構成として、ちょっとずるくないか?
前作はホラー映画的要素がちょっと欲張り過ぎで、アンバランスな気がしていたが、今回はホラー映画的要素は薄くなり、純粋な冒険活劇に徹する。その徹し方が文字通り徹底的にパワーで押し切っており、ともするとおバカ映画となっているのだが、これはこれで痛快。娯楽作品としては充分楽しませてもらったです。
作品データ - Film Data
- 【キャスト】ブレンダン・フレイザー/レイチェル・ワイズ/ジョン・ハナ/フレディ・ボース/アーノルド・ヴォスルー/オデッド・フェール/パトリシア・ヴェラスケス/ザ・ロック/アドウェール/ショーン・パークス/アラン・アームストロング/ジョー・ディクソン/ブルース・バイロン/トム・フィッシャー/アラン・イパール
- 【監督/脚本】スティーブ・ソマーズ
- 【製作】ジム・ジャックス/ショーン・ダニエル
- 【撮影】エイドリアン・ビドル B.S.C
- 【プロダクション・デザイン】アラン・キャメロン
- 【編集】ボブ・ダクセイ
- 【製作総指揮】ボブ・ダクセイ/ドン・ゼッフェル
- 【衣裳デザイン】ジョン・ブルームフィールド
- 【音楽】アラン・シルヴェストリ
- 【特殊効果スーパーバイザー】ニール・コーボールド
- 【視覚効果スーパーバイザー】ジョン・バートン
- 【クリーチャー効果スーパーバイザー】ニック・ダドマン
- 【配給】ユニヴァーサル映画/UIP
- 【原題】THE MUMMY RETURNS
- 【字幕翻訳】菊地浩司
- 【日本公開】2001年
- 【製作年】2001年
- 【製作国】アメリカ
- 【上映時間】130分

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