【映画評】武士の一分 (2006)
視力を失った武士と彼を支える妻との純愛時代劇。
『たそがれ清兵衛』(2002年)が素晴らしかった山田洋次監督の時代劇でしたが、これは少々期待はずれ。なお、『隠し剣 鬼の爪』は未見。
『暗いところで待ち合わせ』を観た後だと木村拓哉の盲目の芝居は見劣りがして、この映画に限ったことじゃないが、どう役作りしても木村拓哉にしか見えない。
話もなんだかありきたりな印象で、『たそがれ清兵衛』を観たときのようなインパクトはなかった。
夫婦愛の話とチャンバラ時代劇としての話がうまくかみ合ってないのも気になる。
オーソドックスな純愛ラブストーリーが長年トップアイドルの座に君臨する木村拓哉らしいといえばらしいし、重鎮山田監督らしい丁寧な作りにも好感を覚えるが、見所に欠いた凡作。
作品データ - Film Data
- 【キャスト】木村拓哉/檀れい/笹野高史/桃井かおり/坂東三津五郎/緒形拳/小林稔侍
- 【監督】山田洋次
- 【原作】藤沢周平
- 【日本公開】2006年
- 【製作年】2006年
- 【製作国】日本
- 【上映時間】121分
- 【公式サイト】http://www.ichibun.jp/

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