【映画評】虹の女神 Rainbow Song (2006)
映画研究部を舞台にした切ない恋の物語。
基本的には市原隼人と上野樹里の気持ちのすれ違いを描いた恋愛物語。
淡々と日常を切り取っていくだけで、大それた事件が起こらない小品。
映像の世界に身を投じた自分としては、大学の映画研究部が舞台になってるようだから懐かしく観れるかと思っていたのに、映研は回想シーンで、現在パートは映像製作会社が舞台じゃん。
これはヤバイっす。先輩たちからどやされ、どつかれる市原隼人がリアルすぎ。本題とは違う意味で胸が締め付けられた。
役者陣は皆自然体で、演出の雰囲気もいいんだけど、作り手の思い入れだけが一方的すぎるのか、いまいちのめり込めない。というか立ち入れない。
普遍的なラブストーリーをやっているようで、その実プライベートフィルムそのもので極めて青臭い。突き放した言い方をすれば「だから何?」って感じ。
作品を包む空気感はたいへん好印象なんだが、全体を通してカタルシスを欠くのが惜しまれる。
作品データ - Film Data
- 【キャスト】市原隼人/上野樹里/蒼井優/酒井若菜/鈴木亜美/相田翔子/小日向文世/佐々木蔵之介/尾上寛之/田中圭/ピエール瀧/マギー/大橋未歩
- 【監督】熊澤尚人
- 【プロデューサー】岩井俊二/橘田寿宏
- 【脚本】桜井亜美/齊藤美如/網野酸
- 【劇中劇脚本】後藤亜稀子(『THE END OF THE WORLD』)
- 【音楽プロデューサー】安念透
- 【音楽】山下宏明
- 【主題歌】種ともこ
- 【製作】「虹の女神」製作委員会
- 【制作】ロックウェルアイズ
- 【プロデュース】アミューズソフトエンタテイメント/プレイワークス
- 【配給】東宝
- 【日本公開】2006年
- 【製作年】2006年
- 【製作国】日本
- 【上映時間】117分
- 【公式サイト】http://rainbowsong.jp/


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