【映画評】愛の流刑地 (2006)
不倫という愛に溺れる男女のたどり着く先は…。
原作である日経新聞に連載されていた渡辺淳一の同名小説は未読なんだが、ちょうどこの映画の封切り時にテレビドラマ版『愛の流刑地』(2007年、井坂聡監督、日本テレビ)の方の制作にたずさわっていた縁もあって鑑賞。
そんなわけで原作未読にもかかわらず、あらすじは結構詳しく知っていた。
しかしこの映画版、展開が断片的な上、心象風景の羅列だらけで、鑑賞中かなり眠かった。
登場人物に生活感が乏しく、不倫という設定にその言葉から伺えるいかがわしさとは裏腹に、まるっきり生々しさがない。
役者陣では長谷川京子の演じる検事のキャラが変。とにかく変。とりたてて変。演技が下手だとか以前に彼女の目付きが気持ち悪いんだけど、それにいったいどういう狙いがあるのかまったくもって理解できない。
あと、富司純子の演技にはさすがの貫禄を感じるんだが、登場の仕方があまりに唐突。
でも、それにも増して長谷川京子が変さが強烈過ぎて、そのインパクトは主役である豊川悦司や寺島しのぶの存在感すら霞んでしまうほど。
正直どうにもこうにもいいところを見つけられない失敗作。
作品データ - Film Data
- 【キャスト】豊川悦司/寺島しのぶ/長谷川京子/仲村トオル/富司純子
- 【監督/脚本】鶴橋康夫
- 【原作】渡辺淳一
- 【配給】東宝
- 【日本公開】2007年
- 【製作年】2006年
- 【製作国】日本
- 【上映時間】125分
- 【公式サイト】http://www.airuke-movie.com/

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