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2008年8 月 9日 (土曜日)

【映画評】それでもボクはやってない (2007)

痴漢に間違われた青年が身の潔白を裁判で証明しようと試みるが…。

【満足度:★★★★】 (鑑賞日:2007/02/21)

 満員電車で痴漢と間違われて現行犯逮捕された金子徹平(加瀬亮)は、警察の取り調べでも一貫して容疑を否認。自身の潔白を証明するため裁判に挑むのだが…。

 『Shall we ダンス?』の周防正之監督が満を持して暴き出す、日本の裁判制度の不条理。

 細部までよく作り込まれたいい映画だと思う。
 小気味よい演出で、上映時間は永いけれど一気に観れる。

 ただ硬派な社会派映画で、実のところ楽しい映画じゃない。
 その語り口とは裏腹に、周防監督の憤りが観る者に憑依するかと思われるほどの渾身の問題作。

 生易しい映画じゃないが男女問わずぜひ観ていただきたい。

作品データ - Film Data

  • 【キャスト】加瀬亮/瀬戸朝香/山本耕史/もたいまさこ/役所広司
  • 【監督/脚本】周防正行
  • 【配給】東宝
  • 【日本公開】2007年
  • 【製作年】2007年
  • 【製作国】日本
  • 【上映時間】143分

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