【映画評】ブラッド・ダイヤモンド (2006)
内戦の続くアフリカのダイヤモンド採掘を巡る不正取引を描いた社会派ドラマ。
『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィック監督がレオナルド・ディカプリオ主演で描く社会派ヒューマンドラマ。
という触れ込みだったけど、社会派としても、ヒューマンドラマとしても中途半端な印象しか残らない。
ダイヤ密売人アーチャー(レオナルド・ディカプリオ)と家族と引き離され強制労働を強いられていた黒人ソロモン(ジャイモン・フンスー)とのロードムービーという趣だが、アフリカの惨状を巡る観光案内映画に見えてしょうがなかった。
ジャイモン・フンスーの鬼気迫る演技は印象的だったのだが、レオ様はどうしてもレオ様にしか見えない。
ディカプリオは『タイタニック』(1997年、ジェームズ・キャメロン監督)で一花咲かせて以降、自分の願望にこだわりすぎで作品選びを失敗してるんじゃないか。
社会派らしく硬派な内容の割に、ハリウッド的軽薄さが垣間見られて、消化不良。

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