【映画評】神様のパズル (2008)
市原隼人、谷村美月主演で描かれる宇宙創世をキーとしたSF青春ストーリー。
落ちこぼれ大学生と天才少女が宇宙創世の謎を追うという題材が、理系崩れの自分には大変興味深かった。
前半こそ素人にもわかりやすい本格っぽい理系の知的やりとりで魅せてくれるが、監督が曲者の三池崇史だけあって多分にコメディ寄りなテイスト。
ことクライマックスは良くも悪くも三池節全開で、この手の演出に免疫がないとあっけにとられて呆然とすること必至。
前半のぶっ飛んだコメディパートである程度予想できていたとはいえ、「ああ、やっちまったなあ」という落胆を感じずにはおれなかった。
残念だがこの落としどころは本格SF的にも悩める青春映画的にも投げやり感が否めない。
ぶっ飛んだ部分と知的な部分、情緒的な部分とのバランス感覚はさすが奇才三池監督と思うのだが、コメディタッチを強調することで無難に逃げ切ったという負の印象が強く、正直この題材はもう少し真っ向から取り組んでくれる監督で観たかった。
作品データ - Film Data
- 【キャスト】市原隼人/谷村美月/松本莉緒/田中幸太朗/岩尾望/國村隼/黄川田将也/六平直政/塩見三省/遠藤憲一/李麗仙/笹野高史/若村麻由美/石田ゆり子
- 【監督】三池崇史
- 【エグゼクティブ・プロデューサー】角川春樹
- 【制作】山本英俊
- 【プロデュース】大杉明彦/遠藤茂行
- 【プロダクション統括】伊藤満
- 【プロデューサー】松井一浩/川崎隆
- 【原作】機本伸司「神様のパズル」
- 【脚本】NAKA雅MURA
- 【音楽】鳥山雄司
- 【音楽プロデューサー】石川光
- 【CGIプロデューサー】坂美佐子
- 【宣伝プロデューサー】杉田薫/金岡長広
- 【アシスタントプロデューサー】平岡瞳/小笠原宏之
- 【撮影】柳島克己(J.S.C)
- 【照明】渡部嘉
- 【録音】小原善哉
- 【音響効果】柴崎憲治
- 【美術】内田哲也
- 【装飾】遠藤雄一郎
- 【ビューティー・ディレクター】柘植伊佐夫
- 【編集】島村秦司
- 【助監督】山口義高
- 【制作担当】小松俊喜
- 【加速器アドバイザー】森田洋平
- 【監修】苫米地英人
- 【主題歌】「神様のパズル」 [歌]ASUKA [作詞]松本隆 [作曲]マシコタツロウ [編曲]武部聡志
- 【製作】「神様のパズル」製作委員会(角川春樹事務所/フィールズ/東映/東映ビデオ/クオラス/文化放送/ハルキエンターテインメント)
- 【制作プロダクション】TIMES IN
- 【協力プロダクション】ユニークブレインズ
- 【配給】東映
- 【日本公開】2008年
- 【製作年】2008年
- 【製作国】日本
- 【上映時間】134分
- 【公式サイト】http://www.kami-puzzle.com/

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