【映画評】バベル (2006)
モロッコの片隅で放たれた一発の銃弾が、国境を越えた魂の叫びを呼び起こすヒューマンドラマ。
菊地凛子の第79回アメリカアカデミー賞助演女優賞ノミネートで話題となった本作。
『21グラム』(2003年)などで知られるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、モロッコ、アメリカ、メキシコ、そして東京を舞台に孤独な魂の叫びを紡ぐ。
うーん、正直なところ監督の伝えたいことがいまいち理解できなかった。
同時進行的にいくつかの話が進むお陰か、長いわりに観ていて飽きはしないんだけど。
時系列をあえてぐちゃぐちゃにした『21グラム』より構成自体はわかりやすいんだけど。
日本を描いた外国映画にありがちな違和感はあまり感じなかったんだけど。
ただ、その日本パートだけが全体から浮いているような気はした。
終わり方も、「え、これで終わり?!」ってな感じたし。
でも、なんとなく見応えはあるんだよな。
キリキリと胸が締め付けられるような登場人物の追い詰め方はさすが。
自分にはちょっと高尚すぎたのかなあ。
『21グラム』の方がお話自体はわかりやすかった。
作品データ - Film Data
- 【キャスト】ブラッド・ピット/ケイト・ブランシェット/ガエル・ガルシア・ベルナル/役所広司/アドリアナ・バラッザ/菊地凛子/エル・ファニング/二階堂智/ネイサン・ギャンブル/ブブケ・アイト・エル・カイド/サイード・タルカーニ/モハメド・アクサム
- 【監督/製作】アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 【脚本】ギジェルモ・アリアガ
- 【原案】ギジェルモ・アリアガ/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
- 【製作】ジョン・キリク/スティーヴ・ゴリン
- 【撮影監督】ロドリゴ・プリエト
- 【美術】ブリジット・ブロシェ
- 【編集】スティーヴン・ミリオン
- 【音楽】グスターボ・サンタオラヤ
- 【衣装】マイケル・ウィルキンソン
- 【共同製作】アン・ルアーク
- 【キャスティング】フランシーヌ・メイスラー/奈良橋陽子
- 【提供】ギャガ・コミュニケーションズ
- 【配給】ギャガ・コミュニケーションズ
- 【原題】BABEL
- 【字幕翻訳】松浦美奈
- 【日本公開】2007年
- 【製作年】2006年
- 【製作国】メキシコ
- 【上映時間】143分
- 【公式サイト】http://babel.gyao.jp/

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