« 【映画評】おと・な・り | メイン | 【映画評】のんちゃんのり弁 »

2009年9 月28日 (月曜日)

コメント

ノラネコ

こんばんは。
見事なレビューですね。
この映画は色々な解釈が可能だと思うのですが、私が読んだ中で一番納得しました。
ぺ・ドゥナという最高の表現者を得て、是枝監督が切り開いた新境地だと思います。
公開規模が小さいので仕方が無いですが、意外と観ている方が少ないのが残念です。

かみぃ@管理人

>ノラネコさん
公開初日に自分が観たシネコンでも100席強の狭い箱で、なおかつその客席の三分の一も埋まっていなかったです。
R15+という内容が内容だけに、客層がかなり限定されてしまうから仕方ないんでしょうが、今年を代表するといっても過言でない、いい映画なので、もっと多くの人に観てもらいたいですね。

かるがも

素晴らしい考察ですね。もう一度映画館に足を運びたくなりました。
私自身見終わって1週間以上も引きずる映画は久々で、上映中も張り詰めていたというか、身体中が妙な緊張感でいっぱいでした。

今考えるとそれだけ集中させる魅力がある作品だということなのでしょう。

かみぃ@管理人

>かるがもさん
コメントありがとう。
セクシャルな映画はその題材だけで映画館での鑑賞に緊張感が伴いますからね(笑)
できる監督は、俗に言う「サービスカット」なエッチシーンでそんな緊張感が高まることも計算して、あえてそういうところに忘れて欲しくない伏線や作品の主題と直結するようなセリフを忍ばせたりするようです。

感銘を受ける素晴らしい映画だと、綴りたい感想もいっぱい湧き出てきます。
ほかの方のレビューを読んでいると、まだまだ見逃している点がありそうなので、僕も今一度劇場で観てみたいと思っています。

mezzotint

今晩は☆彡
コメント並びにTB頂き、ありがとうございました!
いやあ素晴らしい記事を読ませてもらい・・・。
改めて映画の核心を知ったような気がします。
上手く表現できず、モヤモヤしていましたが。
読ませて頂くと、おっしゃるように男のファンタジーとは
違うような気がしてきました。

かみぃ@管理人

>mezzotintさん
ラブドールという赤裸々な題材ゆえに、女性は引いて観てしまうとは思うのですが、のぞみの“心”を巡るラブストーリーとしては、秀雄という夫がいながらバイト先の純一に走る不倫ものみたいな構成で、のぞみの心境は女性の方が思い当たる、身につまされるんじゃないかと思うんですよね。
そんなわかりやすい三角関係を軸にしながら、現代社会を見据えた哲学的な主題を、観念的、詩的な表現で描いてみせて、観る人なりにいろんな受け止め方ができるのも、この映画の面白さだと思います。

keyakiya

こんばんは、はじめまして。
肯定感あふれるすばらしいレビューに、それもそうだなと納得します。
ラストの場面のゴミが「燃えるゴミ」なのか「燃えないゴミ」なのか
いまだ気にかけています。
朝みんながゴミ出ししていましたので
やっぱり「燃えるゴミ」ですね。
でも燃えないゴミも一緒だったような気がしてほんとはどちらなんでしょう。
とても大事な場面だったような気がしました。

かみぃ@管理人

>keyakiyaさん
最後のゴミは、人間と人形の差なんて燃えるゴミと燃えないゴミの差ぐらいしかないというセリフに呼応したものですから、「燃えないゴミ」だったと思いますよ。
「朝みんながゴミ出ししていました」から「燃えるゴミ」となる理由付けが解らないのですが、地方によっては燃えないゴミをゴミ出ししないところもあるのでしょうか?東京在住のうちでは普通に燃えないゴミもゴミ出ししていますから。

keyakiyaさんのブログでの感想も読ませていただきました。
「この映画は性的興奮を狙った確信犯的AV作品です」と断言されるような方からすれば、うちのように絶賛したレビューは必ずしも相容れないでしょうに、好意的にコメントいただき嬉しく思います。ありがとうございました。

*yuka*

コメントありがとうございました。

>彼女のビニール製の身体を支えていたのは、彼女が「キレイ」と言った
>この世界を満たしているのと同じ空気なんだということを。

このまとめ方が素敵です。

私も、この映画について考えれば考えるほど、もう一度観たいなと思ってきます。

かみぃ@管理人

>*yuka*さん
刺激的な題材である一方、一筋縄ではいかない抽象的な演出で、いろんなことを感じさせてくれる映画でした。
楽しい映画とは違うはずなんですが、また観たくなってしまいますね。

kenko

Cnoteのkenkoと申します。
コメントありがとうございました!

いちおう自分も女子の端くれであるせいか、どちらかというと
「空気人形という器に産まれた人間と変わらぬ心」の方に寄り添って観ていたと思います。
でもどんなに普通の女の子に見えても、人形は人形でしかないという現実を
容赦なく突きつけてくるところが、観ていてとてもつらいのだけど
物語として素晴らしくもありました。

かみぃ@管理人

>kenkoさん
決して楽しいという類の映画じゃないんですが、切なさが身に染みてくる映画でしたね。
観たあと人に優しくしたくなりました。

コメントありがとう。
また覗きに来てください。

この記事へのコメントは終了しました。

最近のトラックバック