« 【映画評】おと・な・り | メイン | 【映画評】のんちゃんのり弁 »

2009年9 月28日 (月曜日)

【映画評】空気人形 (2009)

心を持ってしまった空気人形が“孤独”の息づく街・東京で繰り広げるラブ・ファンタジー。

【満足度:★★★★★】 (鑑賞日:2009/09/26)

 『誰も知らない』(2004年)、『歩いても 歩いても』(2008年)の是枝裕和監督が贈る大人のための切ない寓話。
 空気人形“のぞみ”を演じたペ・ドゥナの体当たりの熱演が映画に息を吹き込んだ。

 東京の片隅の古ぼけたアパートで暮らす秀雄(板尾創路)は、うちに帰ると食事をしながらビニール製の空気人形“のぞみ”に語りかけ、この型遅れのラブドール(ダッチワイフ)相手にセックスをする孤独な男。
 ある雨上がりの朝、身支度をする秀雄の傍らで、“のぞみ”は瞬きをした。秀雄が仕事に出かけると、“のぞみ”はベッドから抜け出し、窓の外の世界を見てつぶやいた。「キレイ」と。
 こうして心を持ってしまった空っぽの空気人形・のぞみ(ペ・ドゥナ)は、秀雄が買ってくれた洋服の中からメイド服を選び、街に飛び出した。
 目を輝かせながら街を闊歩するのぞみ。この街に暮らす様々な人々とすれ違ううち、彼女はあるレンタルビデオショップに行き着き、そこで働く純一(ARATA)と出会う。それが儚くも切ない恋の始まりだった…。

 華やかな都会のイメージからはほど遠い、どこか時の流れから取り残されたような東京の下町をたゆたうように切り取った美しい映像と、ペ・ドゥナの圧倒的な魅力が目に焼き付くラブ・ファンタジー映画の傑作。
 「ラブ・ファンタジー」と言ってしまうと、かわいらしいペ・ドゥナのメイド服姿からも、ほんわかとした楽しいメルヘン映画を想像してしまうだろうが、内容的にはもっとずっと辛辣。
 また、映倫の「R15+」指定が物語るように、生々しい性描写も少なくない。
 寂しくも哀しい、現代を生きる人々に巣くう孤独と喪失感に胸を締め付けられる、まさに大人のための“毒”のある寓話だ。

 しかしそれでも、この映画にはどこか心安らぐ優しい空気が漂い、満たされることのないこの世界にも「キレイ」はあると実感させる不思議な力がみなぎっている。
 それは有形無形問わず、人々が関わり合いながら生活する、普遍的な人の営みを肯定的に捉えようとする、あたたかい視線がそう感じさせるのだろう。

 すべてをさらけ出した熱演で心を持ってしまった空気人形役に挑んだペ・ドゥナがとにかく素晴らしい。
 ビニール製の空っぽの身体、そこに宿った赤ん坊のように純粋無垢な心。
 彼女の一挙手一投足は人形そのものなのに、ほかのどの登場人物よりも表情豊か。
 一見孤独感に埋め尽くされたかのようなこの世界が、そのガラスのような大きな瞳には、いかに「キレイ」に見えているかを体現していて感動的だ。

 幼子のように興味津々で街を歩くぎこちない仕草に始まって、恋にときめく笑顔、初めての恥じらい、愛する人とともにいる喜び、悲哀、迷い、とまどい、切なさ、と、めまぐるしく変わるその表情は、まるで幼女から少女、少女から大人の女性へと成長する人生の縮図を見ているかのようでもある。
 ことに、ひょんな事故で空気の抜けた身体に好きな相手から息を吹き込まれたときの彼女の恍惚とした表情が絶品で、かくも艶めかしく神々しい。

 それは言うまでもなくメタファーとしてのセックスなんだが、恥じらいの中に浮かび上がるエロティシズムと同時に、愛される女性の悦びをこれほどまでに大胆且つ美しく見せた女優をほかに知らない。
 気合いの入った演出も相まって、不完全な本当の姿を見られたとまどい、スカートを捲し上げられる恥じらい、瀕死の状態から救われる安堵、愛する相手から満たされる悦び、それらの感情が渾然一体となってほとばしるこのシーンは、映画史上屈指の甘美な名シーンとして語り継がれるだろう。

 他者との関係性が希薄になった現代社会に鋭く切り込んだ詩的な映画として様々なキーワードがちりばめられている本作だが、人間ならざる異端の存在が現実世界に放り込まれるファンタジー映画としてこの映画を考察すると、二つの側面が見えてくる。

この先ネタバレなので…

















































では続きをどうぞ

 まずは心を持ってしまった空気人形の物語であるという側面。これは彼女と持ち主・秀雄との関係性だ。
 空気人形“のぞみ”は性欲処理の代用品としてこの世界に生まれ、純一と出会ってからも、当初は何の疑問も抱かず毎晩秀雄の元へと帰り、セックスをする。
 純一との恋が発展するにつれ、彼女は秀雄のことをいとわしくなり、彼を避けるようにはなるのだが、それでもそこがのぞみの帰る家であり、決定的な別れとはならない。
 別れが決定的になるのは、秀雄が別の人形“もう一人ののぞみ”を連れて帰ってきたからだ。
 のぞみはそこで自分が代用品であることに気づき、激しく傷つく。
 彼女は秀雄に「元の人形に戻ってくれ」と言われショックを受けるが、そう言われるのは当然だ。そこは空気人形としての居場所であり、秀雄にとってののぞみは代用としての空気人形なんだから。

 別の側面から見ると、彼女は空気人形という器に産まれた人間と変わらぬ心という見方もできる。これは彼女の務めるレンタルビデオショップ内での関係性。
 そこでの彼女は、見た目はともかくその心は普通の人間と何ら変わりない。普通の女の子と同じように恋にときめき、胸の高鳴りにはにかみもする。
 純一の前でののぞみは、自分の身体が空っぽであること、普通とは違う身体であることに引け目を感じているようだ。これとて普通の恋する女の子が何らかのコンプレックスを抱えている姿そのものだろう。
 人並みの幸福を満喫していたのぞみだが、彼女は純一にとっても自分が元カノの代わりであることを知ってしまう。

 代用品としての自分の存在理由に悩むのぞみは、やがて自分の起源である人形師(オダギリ・ジョー)の元を訪れる。
 ここでのぞみは、空気人形としての自分を受け入れるわけだが、それは自分がそこで生まれた空気人形であることを再確認したからではなく、自分も他の人形も、かけがえのない「それぞれの心」を持った上で死んでいくことを知ったから。
 さらに決め手は、人形師の言葉によって、空気人形の中に産まれたのぞみの心の起源である“世界にある「キレイ」”を再確認できたからではないか。それを受けての「生んでくれてありがとう」なのである。

 この世界に産まれた心としての帰る場所は、当然純一の元だ。
 ここまで心の成長記とも言える様々なのぞみの感情を見せてきた是枝監督の視点は、心の持つ残酷さも見逃してはいなかった。
 空気人形としての自分を受け入れたのぞみの「なんでも貴方が望むように。私はそのために生まれてきたのだから」という言葉に対する純一の「君にしかできないこと」も酷なものだと思ったが、さらにその上をいくのぞみの愛ゆえの衝動は、無垢な心が持つ残忍さを露わにする。

 誰かのための代用品として生まれたのぞみは、自分自身がこの世界に産まれたことを祝福してくれる人々を夢見ながら風になった。
 愛された証である吐息から生まれたその風が、見知らぬ誰かの元に花の種を運び、真に空っぽになった彼女の亡骸、そして空っぽな彼女の集めた空っぽな空き瓶の煌めきが、満たされることのなかった空っぽな誰かに新たな「キレイ」な心を宿したことを知らぬまま。

 他者との関係性に気付けぬ人々が孤独であるように、のぞみは最期まで気付いていなかったのかも知れない。彼女のビニール製の身体を支えていたのは、彼女が「キレイ」と言ったこの世界を満たしているのと同じ空気なんだということを。

作品データ - Film Data

  • 【キャスト】ペ・ドゥナ/ARATA/板尾創路/高橋昌也/余貴美子/岩松了/丸山智己/奈良木未羽/柄本佑/星野真里/寺島進/裵 ジョンミョン/桜井聖/オダギリジョー/富司純子
  • 【声の出演】吉村実子
  • 【監督/脚本/編集】是枝裕和
  • 【製作】川城和実/重延浩/久松猛朗/豊島雅郎
  • 【企画】安田匡裕
  • 【原作】業田良家「ゴーダ哲学堂 空気人形」
  • 【プロデューサー】浦谷年良/是枝裕和
  • 【アソシエートプロデューサー】加藤悦弘
  • 【ラインプロデューサー】田口聖
  • 【撮影監督】リー・ピンビン(李屏賓)
  • 【美術監督】種田陽平
  • 【美術】金子宙生
  • 【照明】尾下栄治
  • 【録音】弦巻裕
  • 【装飾】西尾共未
  • 【衣装デザイン】伊藤佐智子
  • 【ヘアメイクデザイン】勇見勝彦
  • 【助監督】西山太郎
  • 【スクリプター】飯塚美穂
  • 【キャスティング】新江佳子
  • 【制作担当】新野安行
  • 【人形デザイン/原型】寒河江弘
  • 【造形/特殊メイクスーパーバイザー】原口智生
  • 【音楽】world's end girlfriend
  • 【音楽プロデューサー】佐々木次彦
  • 【製作】「空気人形」製作委員会(エンジンフィルム/バンダイビジュアル/テレビマンユニオン/衛生劇場/アスミック・エース エンタテインメント)
  • 【制作プロダクション】テレビマンユニオン
  • 【宣伝】アスミック・エース/る・ひまわり
  • 【配給】アスミック・エース
  • 【日本公開】2009年
  • 【製作年】2009年
  • 【製作国】日本
  • 【上映時間】116分

コメント (12)

こんばんは。
見事なレビューですね。
この映画は色々な解釈が可能だと思うのですが、私が読んだ中で一番納得しました。
ぺ・ドゥナという最高の表現者を得て、是枝監督が切り開いた新境地だと思います。
公開規模が小さいので仕方が無いですが、意外と観ている方が少ないのが残念です。

>ノラネコさん
公開初日に自分が観たシネコンでも100席強の狭い箱で、なおかつその客席の三分の一も埋まっていなかったです。
R15+という内容が内容だけに、客層がかなり限定されてしまうから仕方ないんでしょうが、今年を代表するといっても過言でない、いい映画なので、もっと多くの人に観てもらいたいですね。

素晴らしい考察ですね。もう一度映画館に足を運びたくなりました。
私自身見終わって1週間以上も引きずる映画は久々で、上映中も張り詰めていたというか、身体中が妙な緊張感でいっぱいでした。

今考えるとそれだけ集中させる魅力がある作品だということなのでしょう。

>かるがもさん
コメントありがとう。
セクシャルな映画はその題材だけで映画館での鑑賞に緊張感が伴いますからね(笑)
できる監督は、俗に言う「サービスカット」なエッチシーンでそんな緊張感が高まることも計算して、あえてそういうところに忘れて欲しくない伏線や作品の主題と直結するようなセリフを忍ばせたりするようです。

感銘を受ける素晴らしい映画だと、綴りたい感想もいっぱい湧き出てきます。
ほかの方のレビューを読んでいると、まだまだ見逃している点がありそうなので、僕も今一度劇場で観てみたいと思っています。

今晩は☆彡
コメント並びにTB頂き、ありがとうございました!
いやあ素晴らしい記事を読ませてもらい・・・。
改めて映画の核心を知ったような気がします。
上手く表現できず、モヤモヤしていましたが。
読ませて頂くと、おっしゃるように男のファンタジーとは
違うような気がしてきました。

>mezzotintさん
ラブドールという赤裸々な題材ゆえに、女性は引いて観てしまうとは思うのですが、のぞみの“心”を巡るラブストーリーとしては、秀雄という夫がいながらバイト先の純一に走る不倫ものみたいな構成で、のぞみの心境は女性の方が思い当たる、身につまされるんじゃないかと思うんですよね。
そんなわかりやすい三角関係を軸にしながら、現代社会を見据えた哲学的な主題を、観念的、詩的な表現で描いてみせて、観る人なりにいろんな受け止め方ができるのも、この映画の面白さだと思います。

こんばんは、はじめまして。
肯定感あふれるすばらしいレビューに、それもそうだなと納得します。
ラストの場面のゴミが「燃えるゴミ」なのか「燃えないゴミ」なのか
いまだ気にかけています。
朝みんながゴミ出ししていましたので
やっぱり「燃えるゴミ」ですね。
でも燃えないゴミも一緒だったような気がしてほんとはどちらなんでしょう。
とても大事な場面だったような気がしました。

>keyakiyaさん
最後のゴミは、人間と人形の差なんて燃えるゴミと燃えないゴミの差ぐらいしかないというセリフに呼応したものですから、「燃えないゴミ」だったと思いますよ。
「朝みんながゴミ出ししていました」から「燃えるゴミ」となる理由付けが解らないのですが、地方によっては燃えないゴミをゴミ出ししないところもあるのでしょうか?東京在住のうちでは普通に燃えないゴミもゴミ出ししていますから。

keyakiyaさんのブログでの感想も読ませていただきました。
「この映画は性的興奮を狙った確信犯的AV作品です」と断言されるような方からすれば、うちのように絶賛したレビューは必ずしも相容れないでしょうに、好意的にコメントいただき嬉しく思います。ありがとうございました。

コメントありがとうございました。

>彼女のビニール製の身体を支えていたのは、彼女が「キレイ」と言った
>この世界を満たしているのと同じ空気なんだということを。

このまとめ方が素敵です。

私も、この映画について考えれば考えるほど、もう一度観たいなと思ってきます。

>*yuka*さん
刺激的な題材である一方、一筋縄ではいかない抽象的な演出で、いろんなことを感じさせてくれる映画でした。
楽しい映画とは違うはずなんですが、また観たくなってしまいますね。

Cnoteのkenkoと申します。
コメントありがとうございました!

いちおう自分も女子の端くれであるせいか、どちらかというと
「空気人形という器に産まれた人間と変わらぬ心」の方に寄り添って観ていたと思います。
でもどんなに普通の女の子に見えても、人形は人形でしかないという現実を
容赦なく突きつけてくるところが、観ていてとてもつらいのだけど
物語として素晴らしくもありました。

>kenkoさん
決して楽しいという類の映画じゃないんですが、切なさが身に染みてくる映画でしたね。
観たあと人に優しくしたくなりました。

コメントありがとう。
また覗きに来てください。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック (39)

この記事のトラックバックURL: ※承認制
http://www.typepad.com/services/trackback/6a0128762d7a9d970c0120a72a535b970b

この記事へのトラックバック一覧: 【映画評】空気人形:

» 空気人形 : 不思議な愛の物語 (こんな映画観たよ!-あらすじと感想-)
 ゚*::;;;;::*゚o<(*・∀・)b 【Merry Xmas】 d(・∀・*)>o゚*::;;;;::*゚ 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。本日紹介する作品は、今日みたいな日に愛する女性と一緒に観て欲しいこちらに [続きを読む]

» 空気人形 (RISING STEEL)
空気人形 / AIR DOLL 2009年 日本映画 監督・脚本・編集:是枝裕和 製作:川城和実 重延浩 久松猛朗 豊島雅郎 原作:業田良家 撮影:リー・ピンビン 美術:金子宙生 衣裳デザイ...... [続きを読む]

» 『空気人形』 (『映画な日々』 cinema-days)
空気人形 ある朝心を持つようになったラブドールは 街に出て、ビデオショップで働くようになる... 【個人評価:★★ (2.0P)】 (自宅鑑賞) 原作:業田良家 『ゴーダ哲学堂 空気人形』... [続きを読む]

» 空気の花 (Akira's VOICE)
「空気人形」 「花のあと」  [続きを読む]

» 『空気人形』'09・日 (虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...)
あらすじレトロなアパートで秀雄と暮らす空気人形にある日思いがけずに、心が宿ってしまう・・・。感想ダッチワイフに心が宿るってのは、古くから『やけっぱちのマリア』なんてのも... [続きを読む]

» mini review 10469「空気人形」★★★★★★★★☆☆ (サーカスな日々)
『歩いても 歩いても』などの是枝裕和監督が、業田良家原作の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化した切ないラブストーリー。心を持ってしまった空気人形と人間の交流を温かく見守る。『グエムル -漢江の怪物-』のペ・ドゥナが空気人形役を熱演。共演者も『蛇にピアス』のARATAや『ニセ札』の板尾創路ら個性派が顔をそろえる。国際的撮影監督、リー・ピンビンのカメラによる情緒豊かな東京の風景と、人形の純粋さに夢中になる。[もっと詳しく] ペ・ドゥナな儚げな「空気人形」を、優しく抱きしめてあげたい。 ... [続きを読む]

» 「空気人形」 心にぽっかり穴の開く映画 (ノルウェー暮らし・イン・London)
てっきり、空っぽの身体の中を、温かい空気でいっぱいに満たしてくれる映画だと思っていた。 パンパンに膨らんでいるときは、ふわふわとして楽しいけれど、穴が開いてしまうと、そこから空気はどんどんと抜けていき・・・・・・ こんなに美しい映像なのに。 こんなに可愛いのに。こんなに切ないのに。 胸にぽっかりと開いた穴は、ぐんぐんと大きくなって・・・・・... [続きを読む]

» 空気人形 (単館系)
心を持ってしまったお人形さんが主人公のお話。 私は空気人形、性欲処理代用品。 上記のようなせりふが出てきたり。 心を持った主人公は... [続きを読む]

» 空気人形 (むーびーふぁんたすてぃっく)
空気人形 豪華版 [DVD] 「空気人形」 感想 私は、「心」を持ってしまいました。 持ってはいけない「心」を持ってしまいました。 すば... [続きを読む]

» 空気人形 (C'est joli〜ここちいい毎日を〜)
空気人形’09:日本 ◆監督・脚本・編集・製作: 是枝裕和「歩いても 歩いても」「誰も知らない」◆出演:ぺ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、オダギリジョー、高橋昌也 ◆STORY◆古びたアパートで持ち主の秀雄と暮らす空気人形は、ある朝、本来は持ってはいけない「心....... [続きを読む]

» 空気人形 (映画、言いたい放題!)
是枝裕和監督の作品が好きです。 いつか作品に出たいと思っています。(マジ) 映画館で予告編を観た時から絶対観ようと思ってました。 業田良家原作の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」も読みました。 映画館は公開されたからちょっと経ってましたが 結構人が入ってまし... [続きを読む]

» 「空気人形」のもうひとつの原作は「ローマの休日」である (映画と出会う・世界が変わる)
「空気人形」は、心を持った人形の物語である。心を持った人形は町を歩き、いろいろな人と出会って、またいろいろなことを知って、そして恋心も芽生える。この物語は、どこかで見たことがある。「ローマの休日」である。ヨーロッパの小国の王女が、それまでの籠の鳥のよう...... [続きを読む]

» 映画「空気人形」 (おそらく見聞録)
監督:是枝裕和(昔の作品も観てみようと思いました) 出演:ぺ・ドゥナ(☆)ARATA 板尾創路(◎)高橋昌也(◎)余貴美子(何気に効いていた) 出演:岩松了 星野真里 寺島進 柄本佑 オダギリジョー 丸山智己 奈良木未羽  中年の男が所持していたラヴドールが... [続きを読む]

» 『空気人形』  (京の昼寝〜♪)
□作品オフィシャルサイト 「空気人形」□監督・脚本 是枝裕和 □原作 業田良家(「ゴーダ哲学堂 空気人形」) □キャスト ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、高橋昌也、余貴美子、岩松了、星野真里丸山智己、奈良木未羽、柄本佑、寺島進、オダギリジョー、富司純子■鑑賞日 10月25日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> 是枝裕和脚本・監督作品 前作の『歩いても 歩いても』では、ある家族が息子の死を中心に据え、 家族のそれぞれの持つ内面的な苦悩と表情を、まるで... [続きを読む]

» 【映画】空気人形 (新!やさぐれ日記)
▼動機 掘り出し物感 ▼感想 絵本のような世界 ▼満足度 ★★★★★★☆ いいかも ▼あらすじ レトロなアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一(ARATA)にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決める。 ▼コメント しっとりとした大人のおとぎ話。 いや「絵本」のような映... [続きを読む]

» 『空気人形』 (・*・ etoile ・*・)
'09.10.09 『空気人形』@新宿バルト9 これは見たかった。ペ・ドゥナは好き。板尾さんも出てるし! オダジョーも出てるので、オダジョーファンのbaruを誘って行ってきた。 *ネタバレありです。 そして熱弁です 「"男性の性の処理をする代用品"の空気人形ノゾミは、ある朝心が芽生えてしまった。一人街へ出た彼女は様々な体験をする。ふと立ち寄ったレンタルビデオ店の店員純一に恋をした彼女は、店で働き始めるが…」という話。これは良かった。是枝監督の作品は『花よりもなほ』しか見ていない。史... [続きを読む]

» (映画)空気人形 (ゼロから)
何処かのblogで、オジサンが多かったと書いていましたが場所のせいなのか、若い女性同士とか男同士が多かったです。空気人形役に起用されたペ・ドゥナ。この起用は、いいところを付いていますね。... [続きを読む]

» ★「空気人形」 (★☆ひらりん的映画ブログ☆★)
今週の週末もナイトショウへ行ってきました。 監督や出演者が最近よくテレビでプロモーションやってるので、 ついつい観る気になった作品。 [続きを読む]

» 空気人形 (C note)
是枝裕和監督の最新作は、持ってはいけない心を持ってしまった人形のお話。 原作は業 [続きを読む]

» 空気人形 (サムソン・マスラーオの映画ずんどこ村)
   = 『空気人形』  (2009) = 古びたアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。 人形は、持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。 やがて彼女は、レンタルビデオ店で働く純一(ARATA)にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決める・・。 {{{: 製作国/日本  (116分) 監督・脚本: 是枝裕和 製作: 川城和実 企画..... [続きを読む]

» 映画「空気人形」 (飴色色彩日記)
「空気人形」 監督 : 是枝裕和原作 : 業田良家「ゴーダ哲学堂 空気人形」 出 [続きを読む]

» 李屏賓(リー・ピンビン)の捕らえた東京・・・空気人形 (Art- Mill)
http://www.kuuki-ningyo.com/index.html 空気人形 リー・ピンビンが東京の街をどのようにみせてくれるのでしょうか。その興味はとても押さえがたいものでした。 メイド服を着た「空気人 [続きを読む]

» 『空気人形』 試写会鑑賞 (映画な日々。読書な日々。)
古びたアパートで持ち主である秀雄と暮らす空気人形。ある朝、本来持ってはいけない“心”を持ってしまう。秀雄が仕事に出かけると、洋服を着て、靴を履いて、街へと歩き出す。初めて見る外の世界で、いろいろな人間とすれ違い、つながっていく空気人形。ある日、レンタル... [続きを読む]

» 空気人形 (銅版画制作の日々)
 私は空気人形。空っぽな、誰かの「代用品」。 10月5日、京都シネマにて鑑賞。是枝監督作品7作目の劇映画となります。実は私は5作を鑑賞していました。95年の「幻の光」が、監督の初めての作品とは知らず鑑賞していたんですよね。 本作は大人向けのファンタジー。結構リアルなSEI描写もあり、何とも言えない独特な世界に、観客を導いてくれます。ローケションは美しい街並とはほど遠く・・・。でもノスタルジックな雰囲気もあります。都会で生きる人たちの現実の風景がかなり詳細に描かれているところがまた何ともいえないで... [続きを読む]

» 空気人形 (しぇんて的風来坊ブログ)
ココロの深部にまで突き刺さるような優しく哀しい映画を作ってくれました。流石です。是枝監督。ダッチワイフの進化系のラブドール=空気人形が主人公。ある時、ココロを持ち、人間世界を探検、恋をし、自分の境遇を哀しむが責任は果たそうとし、恋が破れそうになり、自分の存在を肯定できるか自分探しまでし、自分の一生の最後までも、哀しさだけで終わらせない、そんな人形です。ラブドールの映画なので、以前にだってヌードにはなっているのでその点には出演の障害にはならないない主演のペ・ドゥナは、単にそんな矮小な部分を遥かに超えた... [続きを読む]

» 空気人形 (映画君の毎日)
<<ストーリー>>レトロなアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一(ARATA)に... [続きを読む]

» 空気人形 (空想俳人日記)
虚空の心に あなたの空気 入ってくる  是枝裕和監督の「空気人形」を観た。いや、厳密に言えば観てしまった! 私は、この映画が、どんな批評を受けようが、観てしまったという精神的かつ静的感触を受けてしまった限り、言葉の理屈でああだこうだ言いたくはない。とにかく... [続きを読む]

» 『空気人形』 (ちばちゃん的、こころ!)
ペ・ドゥナちゃんのカエルみたいな平べったい顔が好きだったりします。女子高生パンドの映画、「リンダ・リンダ・リンダ」以来のファンなんですよねぇ〜日本の映画にバンバン出てくれてありがとう! ♪(o ̄∇ ̄)/ チネ・ラヴィータに来ましたよ! 三番シアターは、....... [続きを読む]

» 『空気人形』 (かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY )
空気の空は空虚の空、空疎の空?空気は風になり、息になる。人々も街も地球も呼吸をするのだ。2009年の日本映画のベスト1ほぼ確定。今年も是枝! 秀雄と暮らす空気人形ののぞみは、「心」を持ってしまう。 原作は、業田良家の短編コミック「ゴーダ哲学堂空気人形」是枝裕和監督は現代日本の中ではマイ・フェイバリットのNO2に位置する映画監督なので、当然のことながら楽しみにしていた今作なんだけど、期待どおりのとてもステキな映画であった。いつもオリジナルものを手がけていた是枝監督が、今回は初めて原作のあるもの... [続きを読む]

» 〜『空気人形』〜 ※ネタバレ少々 (〜青いそよ風が吹く街角〜)
2009年:日本映画、業田良家原作、是枝裕和監督&プロデューサー&脚本&編集、ぺ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、オダギリジョー、余貴美子、高橋昌也共演。 [続きを読む]

» 「空気人形」:堀割バス停付近の会話 (【映画がはねたら、都バスに乗って】)
{/kaeru_en4/}学校の前を通ると、ときどき代用教員の先生を思い出すな。 {/hiyo_en2/}代用教員? {/kaeru_en4/}担任の先生が産休の間だけ子供たちを教えていた臨時教師。 {/hiyo_en2/}そんな先生がいたの? {/kaeru_en4/}是枝裕和監督の「空気人形」にだって、昔、代用教員をしていたっていう老人が出てきたじゃないか。 {/hiyo_en2/}そもそも「空気人形」って、代用品の話だもんね。 {/kaeru_en4/}女性の代用品として男に抱かれる人形の話... [続きを読む]

» 空気人形・・・・・評価額1700円 (ノラネコの呑んで観るシネマ)
「空気人形」って何かの比喩かと思っていたら、まさかそのまんまだったとは。 私が現代日本の映画作家でもっともハズレがないと思っているの... [続きを読む]

» 空気人形 (佐藤秀の徒然幻視録)
公式サイト。業田良家原作、是枝裕和監督、ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路、高橋昌也、余貴美子、岩松了、星野真里、丸山智己、奈良木未羽、柄本佑、寺島進、オダギリジョー、富司純子。もし現代の「蟹工船」に相当する作品があるとしたらこの作品こそふさわしいのかもしれない...... [続きを読む]

» 「空気人形 」ワタシのナカミはカラッポです (soramove)
「空気人形 」★★★★オススメ ペ・ドゥナ、ARATA、板尾創路主演 是枝裕和監督、116分、2009年、2009-09-26公開                     →  ★映画のブログ★                      どんなブログが人気なのか知りたい← 久しぶりに心を揺さぶられた。 「孤独な男の性処理の代用品の 空気人形(ダッチワイフ)が、何故か心を持つことで、 人間っぽくなるのだが、 それが何故か悲しい物語、 ペ・ドゥナという女神の... [続きを読む]

» 「空気人形」アップデートし続けた先にみた誰の代わりもいない自分の心 (オールマイティにコメンテート)
「空気人形」(R15+指定)は空気を膨らます人形がある日突然心を持ってしまった事で動き出し、色々な経験をしていく事で心に変化をもたらしていくストーリーである。内容そのものは性的な面があるものの、それを差し引いてしまえば誰が見たとしても心を持っている事で常にアッ...... [続きを読む]

» 空気人形 (日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~)
業田良家の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化した作品です。 ファミリーレストランで働きながら、古びたアパートで単身生活をしている秀雄。職場ではミスが多く叱られっぱなしの秀雄が、唯一、心を慰められる相手は、のぞみと名付けられた空気人形。... [続きを読む]

» 空気人形 (LOVE Cinemas 調布)
『誰も知らない』、『歩いても歩いても』の是枝裕和監督が業原良家の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化。主演は『グエムル -漢江の怪物-』のペ・ドゥナ。共演に『ウルトラミラクルラブストーリー』のARATA、『ラッシュライフ』の板尾創路、オダギリジョーといった演技派が出演。ひょんなことから心を持ってしまった空気人形と人間との交流を描いたヒューマンファンタジーです。... [続きを読む]

» 空気人形 (いい加減社長の映画日記)
ポイントが溜まっていたので、土曜日の9時半の回で、「空気人形」を鑑賞。他に観たい映画の公開もなかったので、予告編でちょっと興味を惹かれただけで、あまり期待は大きくなかったんだけど。「UCとしまえん」は、普通の人出かな。「空気人形」は、中くらいのスクリーンで、5割程度。【ストーリー】古びたアパートで持ち主の秀雄と暮らす空気人形は、ある朝、本来は持ってはいけない“心”を持ってしまう。彼女は秀雄が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街へと歩き出す。メイド服を着て、おぼつかない足取りで街に出た彼女... [続きを読む]

» 『空気人形』に詰まっているもの (映画のブログ)
 是枝裕和監督は、トークショーで「映画は映画館で観るもの」と語っていたが、おんなじセリフを岩松了さん演じるレンタルビデオ店店長に云... [続きを読む]

このページについて - About This Page

  •  『未完の映画評』は、映像業界で働く現役現場製作スタッフかみぃによる個人的な映画サイトです。
     “自戒としての映画批評”と銘打ち、映画館まで足を運んで観た劇場公開最新作の批評・感想・レビューをメインに、リアルタイムに進行する製作日誌、映画にとどまらない業界全般にまつわる雑談・裏話なども掲載しています。
     詳しくはこのサイトについてをご覧ください。

最近のコメント - Comments

2012年度 満足度評価 - Rating 2012

  • 2011年12月11日(日)~ 公開作品
  • ★★★★★ ≒ 溺愛
  • ★★★★☆ ≒ 秀逸
    | 最強のふたり | おおかみこどもの雨と雪 | アーティスト |
  • ★★★★ ≒ 満悦
    | 崖っぷちの男 | 捜査官X |
  • ★★★☆ ≒ 良好
    | 映画 ひみつのアッコちゃん | HOME 愛しの座敷わらし | バトルシップ | ドラゴン・タトゥーの女 |
  • ★★★ ≒ なかなか
    | トータル・リコール | 幸せへのキセキ | テルマエ・ロマエ | ももへの手紙 |
  • ★★☆ ≒ まあまあ
    | アベンジャーズ | ダークナイト ライジング | BRAVE HEARTS 海猿 | 臨場 劇場版 | 外事警察~その男に騙されるな | ブライズメイズ~史上最悪のウェディングプラン | ライアーゲーム-再生- | はやぶさ 遙かなる帰還 |
  • ★★ ≒ いまいち
    | エイトレンジャー | Another アナザー | ヘルタースケルター | ダーク・シャドウ |
  • ★☆ ≒ つまらん
    | Black&White/ブラック&ホワイト |
  • ★ ≒ ダメダメ
    | プロメテウス | 幸せの教室 |
  • ☆ ≒ ふざけんな
    |

最近のつぶやき - Twitter